他人には分からなくても、自分にしか分からない「感覚」があります。
このイラストは、描き終わった後に「この感じなら、いつか絵本が完成させられる！」と確信しました。
そういう感覚があったのです。
というのも、中央の女の子は描くのに時間がかかったのですが、鳥も、ミミズも、シャクトリムシも、手前のモグラも、ほぼ描き直しせずにぱぱっと描けたからです。これまで描いたこともなかったのに！
こういうかわいいキャラクターが、自分の中から無尽蔵に生まれてくるような感覚があったのです。
私にとって、このイラストは、自分に自信をくれた大切な一枚です。
