前回のあらすじ
同い年の社長オーさんからのアドバイスを受け、合同会社を設立することを決めた私。年末に会社を作るのも変な感じがしたので、「2025年になったら、早めに会社を設立しよう」と決めたのであった。
2025年、がんばるぞ……と思いきや、風邪でお休み
例年、お正月に「新年の抱負」を決めている。昨年は新年の抱負をイラストにしたところ、わりと実現できたから、今年も同じことをしようと考えていたのだ。
2025年1月1日、目が覚めると、「絶対に風邪を引いている」という確信があった。甥っ子が遊びに来ていたので、風邪を移してはいかんと思い、挨拶だけして、あとは部屋で寝込んでいた。昼には熱が38.5度に達し、ひたすら温かくして、葛根湯を飲んで寝ていた。
結局、ずるずると風邪が長引いてしまい、新年の抱負を考える気力がなくなってしまった。「無理して抱負を考えることはやめよう。とにかく、何も考えず、頭と体を休ませよう」と、何もしないお正月となった。
会社を設立する準備をしよう
1月8日。まだ風邪の影響で調子が悪く、気力もなかったが、「会社を設立する準備だけはしておこう」と思い、freee会社設立を開く。
「freee会社設立」では、会社設立のステップが3つに分かれている。
- 「入力」……会社名、住所、代表者、資本金、事業内容などを入力する
- 「設立」……設立に必要な書類等を準備して、申請すると、会社が設立される
- 「始動」……会社設立後にするべきことがまとめられている
まずは会社設立に必要な情報を「入力」しよう
「入力」のページを開くと、
定款・登記書類の作成に必要な情報の入力(所要時間:5分)
と書かれていた。
このページでは、以下の内容を入力する必要がある。
- 法人形態/商号等 会社名を入力する。ほとんどの場合、株式会社か合同会社になると思う
- 法務局に登記申請する方法 「法務局にオンラインで申請」を選ぶ
- 法人の住所 住所を入力
- 連絡先 電話番号を入力
- 代表社員 私は合同会社を作ったので、「代表社員」を選ぶ必要がある。一人で作ったので、自分が代表となる
- 資本金 1円以上で自由に決められる。50万円〜100万円くらいにしておくと、法人口座の開設や、法人クレジットカードの審査が通りやすいようだ
- 事業内容 会社の事業内容(定款に載せる内容)を、ここに入力する
- 決算期 「1月1日〜12月31日」にすると、いわゆる「12月決算」となる
- 準備する書類 「個人の印鑑証明書」が必要。マイナンバーカードがあれば、コンビニのプリンターで発行できる(自分が住んでいる市町村のコンビニに行くこと)
- 法人の印鑑 freee経由で印鑑を作ることができるらしいが、私は「自分で用意する」を選択
- オンライン申請ができるかチェック オンライン申請ができる環境が整っているかどうかをチェックできる。基本的には「マイナンバーカード」と「スマートフォン」があれば申請ができる。マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧というページがあるので、参考にしよう。
「入力」が完了したら、「設立」ステップへ
以上が会社設立の下準備である。
会社を設立するにあたり気付かされたのは、事業内容がとにかく大事ということ。
- 会社を設立して何がしたいのか?
- 何のために会社を作るのか?
- どのような未来を望むのか?
このようなことを自問自答しながら、理想の未来をイメージしてみよう。せっかく会社を立ち上げるのだから、夢の詰まった事業内容にしよう。
会社とは、事業内容を遂行しながら、利益を得て、運用し続けるものである。(次回に続く)